アイフレイル
『アイフレイル』という言葉をご存知ですか?見慣れない、耳慣れない言葉ですよね。
『フレイル』という言葉は、加齢に伴い身体の様々な機能が低下することによって、「健康障害に陥りやすい状態」で、「健康と要介護状態との中間の段階」のことを意味します。
『アイフレイル』は『フレイル』の目バージョンということになりますが、「加齢に伴って目が衰えてきたうえに、様々な外的ストレスが加わることによって目の機能が低下した状態、また、そのリスクが高い状態」と定義されています。
目も年齢を重ねると様々な衰えが必ず生じてきますが、年齢に伴ういわば自然な流れでの目の変化に、何らかストレスが加わることによって、病的な変化が生じうるあるいは生じてしまっている状態がアイフレイルと言えます。
アイフレイルを放置しておくと、目の衰えが更に進行し、日常生活に支障をきたしうる目の障害に陥り、回復が不可能な状態となります。そのような状態になる前に、適切な予防や治療ができれば、快適に見える状態が維持できる、いわゆる目の健康寿命を延ばすことが可能となります。
この度、私は、このアイフレイルの診療・研究・啓発活動を行っている眼科医『アイフレイルアドバイスドクター』にオホーツク地域で初めて登録されました。オホーツク地域の皆様の目の健康を維持するため、益々精進し頑張ってまいります。目のことでお困りのこと、お悩みのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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