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早期発見への取り組み


当院では、広角眼底カメラ『オプトス』をオホーツク管内で初めて導入致しました。このカメラは、瞳孔を広げることなく瞬時に眼球内を広範囲に撮影することができます。これにより、目薬で30分ほどかけて瞳孔を広げた後に行う眼底検査を行わずとも、眼球内のかなり広い範囲の情報を得ることができ、病気の早期発見につながります。瞳孔を広げての眼底検査は、検査までの長い待ち時間が生じることに加えて、検査終了後も4~5時間瞳孔が広がったままとなり車の運転ができなくなることが、患者様にとっても医療者にとっても大きなストレスとなってしまうのですが、その部分を大幅に解消できることになります。これに、同じく瞳孔を広げることなく短時間で眼内の断層撮影を行える光干渉断層計(OCT)、造影剤を使用することなく網膜の血管を撮影することができる光干渉断層血管撮影(OCTA)などを組み合わせることによって、短時間の検査で、緑内障、黄斑疾患、糖尿病網膜症などの病気を自覚症状のない早期に発見することが可能となります。40歳以上の20人に1人が緑内障になると言われており、わが国の失明原因の第一位ですが、病気がかなり進行するまで自覚症状がなく、早期発見・早期治療開始が特に重要な病気です。是非ともお気軽に眼の検診を受けにいらして下さい。

「40歳過ぎたら、眼底検査を受けるのだ!」(ACジャパン眼底検査啓発キャンペーン)

 

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