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新しい近視進行抑制治療『レッドライト治療法』

[2024.02.11]

 当院では、新しい近視進行抑制治療であるレッドライト治療法『Eyerising(アイライジング)』をオホーツク管内で初めて導入いたします。

 世界保健機関(WHO)は、2050年までに2人に1人が近視になると推計しています。特に高度な近視の場合は、視力喪失、黄斑変性症、網膜剥離、緑内障などの眼疾患に発展する可能性があるなど、永久的な失明の主要原因の1つとされています。

 近視は眼球が楕円形に伸び(眼軸長が伸びる)ピントの位置がずれることで生じる軸性近視のケースが多く、一度眼軸が伸びてしまうと、戻ることがありません。そのため、眼軸の伸びを抑えることが近視の進行を抑制するうえで重要です。

 当院は、これまでも、オホーツク地域の子供たちの目を守るために、啓発活動も含め、低濃度アトロピン(マイオピン)点眼、オルソケラトロジー(夜間装用コンタクトレンズ)など、近視進行抑制治療に積極的に取り組んでまいりましたが、現在世界中で注目を集めている『レッドライト治療法』を導入する方針といたしました。

 下の写真のような器械をのぞき込みながら眼球の中に赤色の光を当てるという治療法です。器械はレンタルのかたちで、ご自宅にお持ち帰りいただき、1回3分、1日2回、週5日間のペースで継続していただきます。

 この治療は、これまでの他の近視進行抑制治療に比べて有効性が高く、最大88%近視の進行を抑える(他の治療は50~60%)と報告されています。すでに世界各国で、10数万人の子供たちに施行されており、高い安全性も実証されております。

 この治療も、他の治療と同様に保険診療ではなく、全額自費の自由診療となりますが、ふるさとオホーツク地域の子供たちを一人でも多く重篤な目の病気から守るための選択肢の一つとなってくれることを期待しております。

 詳しくは当ホームページ内にも記載させていただいております。

 ご興味のある方は、お問い合わせ下さい。

近視進行抑制治療についてはこちらをクリック

アイライジング メーカーホームページ 

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