２０２１年４月２日、開院して５か月が過ぎました。この日までに、２０６５名の新規の患者様が来院され、２２１件の手術を施行させていただきました。来院されるのは、新規の患者様のみならず、手術後の患者様も含めた再診の患者様もいらっしゃるので、開院当初に比べ徐々に外来のボリュームが増え、最近は外来の患者様が途切れることはほぼなくなりました。当院のスタッフは少人数ですが、各人がいわゆる『ユーティリティプレイヤー』の意識で、部門の垣根を超えて業務に当たってくれているおかげで、外来のボリュームが増加していることを感じさせない程診療がスムーズに運営されているように思います（それでも待ち時間が長時間に及び、患者様にご迷惑をかけてしまっていることが多々あることは事実であり、私の自己満足に過ぎないかもしれませんが、例えそうであっても、スタッフには感謝です）。また、今でも、私の北見赤十字病院勤務時代の患者様が、私のことを憶えていて下さり、市内中心部から離れた地にある当院までわざわざ足を運んで下さり、温かいお言葉を掛けて下さいます。そのお気持ちが本当に嬉しくて、胸が熱くなり、涙が溢れそうになります。まさに医師冥利に尽きます。北見日赤のような総合病院における環境とは違って、個人クリニックにおいてできることは限られますが、その中で自分にできることをこれからも精一杯続けていく覚悟です。