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夢、希望、勇気、感動をありがとうございました!

[2022.02.20]

 2022年2月20日、北見のロコ・ソラーレが、北京オリンピック、カーリングで、銀メダルを獲得されました。前回大会の銅メダルを上回り、2大会連続のオリンピックでのメダル獲得です。

 私もテレビ観戦させていただき、感動で涙と嗚咽が止まりませんでした。前回4年前のオリンピックでの銅メダル獲得の瞬間も、広島県福山の地でテレビ観戦して、喜びと感動で涙が止まらなかったのですが、今回は、選手の皆さんの悔しさも感じながらの感動の涙でした。

 前回の銅メダルの後、国内の強いライバルチームに苦戦を強いられることも多く、今大会の出場権を獲得するまでも、まさに崖っぷちから這い上がり(日本代表決定戦も全試合テレビ観戦させていただきましたが、まさに鳥肌ものでした。)、そして、見事に史上最高の銀メダルを獲得されました。

 ふるさとのチームが、世界中から注目される大きな檜舞台で、素晴らしい活躍されたたこと、素晴らしい成績を残されたことは、同郷の者として、そして現在も北見に住む者として、本当に誇らしいことです。

 カーリングという競技は、見るとやるとでは大違いです。私も過去に実際に体験したことがありますが(なんと、子供はロコ・ソラーレの皆さんから直接ご指導いただいたこともあるんです!)、ツルツルの氷の上で、姿勢を保って、ストーンを投げたり、氷を掃き続けることは容易なことではなく、相当な筋力やバランス感覚を要します。しかもその状況下で、何十メートルも先の目標にミリ単位の精度でストーンを投げ、瞬時の判断や何手も先を見越した戦略も求められるのです。それらのことを見事に簡単そうにやってのけるオリンピック選手たちは、まさに“超人”だと思います。

 他国の選手と比べると大人と子供くらいの体格差のあるロコ・ソラーレの選手たちが、強敵をバッタバッタとなぎ倒していく姿は、まさに爽快な気分にさせてくれます。小さな体でも、北見という小さな町からでも、未来を見据えた考え方、諦めない強い心、弛まぬ努力によって、大きな夢をつかんだロコ・ソラーレの皆さんは、私たちに、本当に大きな夢、希望、勇気、感動を与えてくれました。

 今回のオリンピックを見ていて、改めて感じたのは、カーリングというスポーツの素晴らしさです。どの国の選手たちも対戦相手に対しての尊敬の気持ちを試合中も試合後も常に忘れない姿には感心させられ、感動を覚えました。相手を出し抜く、相手を蹴落とす、相手を見下すなどといった姿は一切見られません。それは、社会活動や日常生活において私たちがついつい忘れてしまいがちな大切なことを教えてくれているようにも思えます。この素晴らしいカーリングというスポーツが、今後、北見を中心としてさらに発展し、北見、オホーツクが元気になってくれたらと思います。私も、これからも陰ながら応援し続けたいと思っております。

 ロコ・ソラーレの皆さん、おめでとうございます。そして、本当にありがとうございました!

 

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