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健康第一、目も健康第一。

[2025.01.18]

 新年あけましておめでとうございます。

 2025年1月6日から、2025年の菅原眼科の診療がスタートしました。

 2025年の菅原眼科のスローガンは、『健康第一、目も健康第一。』です。

 『健康』とは、「身体に悪いところがなく心身がすこやかなこと」を意味し、『健康第一』とは、「人生において健康が一番大切である」、「身体の健康さを重視するさま」という意味です。

 誰もが子供の頃から『健康第一』という言葉を何度も耳にしていると思いますが、多くの人にとって健康が当たり前すぎて、実際にその言葉の意味を本当の意味で理解している人は、意外に少ないかもしれません。

 私も子供の頃は、健康であることはごく当たり前で、健康であることがいかに重要であるかを少しも理解できていなかったように思います。『健康第一』は小学校の担任の先生からも何度も何度も聞かされていた言葉ではあったのですが。

 だんだん歳を重ねてくると、ちょっとしたことをきっかけに身体の様々な部位を故障するようになったり、若い頃は感じなかった疲労感を感じるようになったり、健康診断の検査結果で異常値が指摘されるようになってきます。健康であることが当たり前ではないことを実感するようになります。

 また、自分の親などは、自分よりもかなり高齢になっていますので、身体の様々な部位に衰えが生じ、より一層故障しやすくなったり、様々な病気を抱えるようになり、その姿を目の当たりにすると、健康が当たり前ではないことをさらに身近に感じるようになります。

 健康でなければ、楽しいことも楽しめません。いかに、文明が発達し、便利な世の中になり、様々な娯楽が増えても、健康を害し、痛みや苦しみを抱えたままでは、文明の恩恵に預かったり、いろいろなことを楽しんだりすることはできなくなってしまいます。何事も健康があってのこと、健康が土台、健康が大前提、まさに『健康第一』です。

 昨年から今年の年末年始にかけてのお休みの期間中、私は不覚にも体調を崩してしまいました。発熱し布団の中で横たわりながらの苦しい年越しとなってしまいました。いつも楽しみにしている紅白歌合戦も観ることはできましたが、楽しさは半減といったところでした。

 昔から、学校や仕事などで気が張っている間は体調を崩すことはほとんどなく、高校生3年間無遅刻無欠席、約23年間の勤務医時代も欠勤や遅刻は一度もありませんでしたが、長期の休みで実家に帰省した時などは、緊張が解けて、気が緩んでしまうせいなのか、不思議と体調を崩すことはよくありました。

 今回も長期の休みで気が緩んだせいかもしれません。体調を崩してしまうと、せっかくのお休みということで、計画していたことも、実行できなくなったり、十分に楽しめなくなります。健康であることの重要性を、まさに痛感させられます。やはり、『健康第一』です。

 目の健康を保つことも、健康を保つことの重要な一部分を担っています。目を使って目の前にあるもの、周りにあるもの、空を、大地を、海を、花や草木を、生き物たちを、家族を、友人を、人々を、文字を、絵を、写真を、映像を、様々なものをできるだけ見る、できるだけはっきり見ることで、いろいろなことを感じて、楽しんで、人生をより充実したものにできたらよいですよね。だから、『目も健康第一』です。眼科医療に携わっているものとして、そのことを肝に銘じて、毎日仕事をしていきたいと思っています。

 今年は、7月6日(日)に、北見市内のホテル黒部において、北海道眼科医会主催の『目の健康講座』が開催されます。この『目の健康講座』は、毎年2回、北海道内の各地において持ち回りで開催される、市民講座です。今年は北見での開催となります。まさに、目の健康を維持するために、とても役に立つお話を聞くことができる絶好の機会となりますので、一人でも多くの皆様に聴講していただきたいと思っております。

 2025年、心温かい素晴らしいスタッフ達と共に、地域の皆様の『目の健康』のために、患者さん一人一人に『寄り添い』ながら、『健康第一、目も健康第一。』で、頑張ってまいります。

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