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元気な歓声が戻ってきました

[2023.06.10]

 2023年6月10日、北見市内の某小学校では運動会が開催され、私も子供の応援に行ってまいりました。

 新型コロナウイルスに伴う制限が大幅に緩和され、道内各地の小学校ではコロナ禍前の開催方法にほぼ戻して運動会を開催されているところもあるようですが、この小学校では、二つの学年ごとに分割して、児童と保護者を完全に入れ替える形での開催でした。

 それでも、子供たちが大きな掛け声を出し声援を送りながら、勝利を目指して一致団結して競技に取り組む姿を久しぶりに目の当たりにし、熱気を肌で感じることができて、思わず目頭が熱くなりました。

 運動会といえば、子供の頃の私にとっては、学校生活の中での最大のイベントでした。身体能力は決して高い方ではありませんでしたが、短距離走は好きな方だったので、毎年、運動会が近づくにつれてワクワクした気持ちが高まり、前日の夜は「やってやるぞ!」と気持ちが高ぶって、なかなか眠れなかった記憶があります。

 当時の運動会は、まるでお祭りのような雰囲気で、グラウンドの脇には露店も並んでいましたし、朝早くから夕方まで、たくさんの児童が多種多様な競技や演技などを行い、終わった後は、疲れ切ってクタクタになり、日焼けで顔や体は火照りっぱなしになっていた思い出があります。

 最近は、少子化や過疎化の影響で、この地域のそれぞれの小学校の児童数が少なくなっており、昔に比べて規模が小さくなってしまっていることは否めませんが、子供たちの競技に真剣に取り組む表情や、勝って喜び負けて悔しがったり涙ぐんだりする表情を見ると、子供たちにとってはやはり大きなイベントであることは今も昔も変わらないんだと感じました。

 来年こそは、全学年同時開催で、本来の姿の運動会に戻ってくれることを願っております。

 短い時間でしたが、子供たちの情熱から大きなエネルギーをもらうことができた一日でした。私も子供たちに負けないように、情熱をもって診療に取り組んでまいります。

 

 

 

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